関西平和教育学フォーラム

https://gcpej.jimdo.com/cipe/kansai/9/
https://www.facebook.com/events/837841773091613/
テーマ:「戦後75年に向けての平和教育―
次世代につなぐ平和教育のあり方」
日 時:2018年8月25日(土)
午後13時30分から17時00分[午後13時開場]
場 所:京都教育大学A棟A1講義室
京都市伏見区深草藤森町1
http://www.kyokyo-u.ac.jp/access/access01/
JR奈良線:JR藤森駅徒歩約3分 / 京阪本線:墨染駅徒歩約7分
内 容:
基調提案:
村上 登司文「次世代の当事者性を高める平和教育」
報 告:

   宮田 昭子(学研イノベーション)

「次世代型の平和教育とは:『戦争体験を「語り」・「継ぐ」広島・長崎・沖縄』(2018.2)の編集から」

   外池 智(秋田大学教授)「広島・長崎・沖縄、そして秋田での『次世代の平和教育』」

   指定討論, 意見交流, 情報交換
備 考:
会場にて『平和教育学事典』(2017)を配布します。
フォーラム終了後に懇親会を予定しています。
参考URL:
http://kyoiku.kyokyo-u.ac.jp/gakka/murakami/PEG/18ForumAnnai.html
協 力:平和教育地球キャンペーン
https://gcpej.jimdo.com/
問合せ:hapgcpej@gmail.com
趣 旨:

 今回の「平和教育学フォーラム関西」では、「次世代につなぐ平和教育」をテーマとして、平和教育の再構築の方法を探ります。

 日本の平和教育は第二次世界大戦後から今日まで広く行われてきました。外池智さんは、戦後70年以上が経過し、戦争体験者からの直接的継承が難しくなる中で、「次世代の平和教育」が必要であるとの認識から、国内の新たな平和教育の事例を研究されてきました。

 同様に、宮田昭子さんたちが出版した『戦争体験を「語り」・「継ぐ」 広島・長崎・沖縄 次世代型の平和教育』(学研 2018)は、戦争の非体験者がどうしたら体験者の想いを伝えられるかに取り組んでいる人々を取材し、非体験の世代ができることは何かを考え行動している様子を図鑑風にビジュアルに紹介しています。

 戦後73年を過ぎ、平和教育の現状打開に向けて個別の平和教育実践や平和教育論は多くあっても、そのアカデミックな整理は充分といえません。平和教育の転換期において、平和教育をばらばらな実践と理論に留めておくのではなく、「平和教育学」と呼べる学問的領域として方法論を形作る必要があります。

  フォーラム参加者が、意見を交流し、平和教育を次世代につなぐことに貢献できることをめざします。

[キーワード] 戦後75年, 戦争体験継承, 次世代型, 戦争第4世代, 当事者性